閉会の御礼
第4回学術集会は全国より17演題ものご発表をいただき、多くの方のご参集を得て盛会裡に終了いたしました。
特に、パネルディスカッションでは非常にホットな議論が交わされ、この1?2年で急速にプレホスピタル領域が立ち上がりつつある現状と、具体的な課題が浮き彫りにされる展開となり非常に有意義なものとなりました。
ここに厚く御礼申し上げます。
開催日時と会場
開催日時:2017年1月14日(土)
開催会場:東京・コングレスクエア日本橋
代表幹事:野々木宏(静岡県立総合病院)
副幹事 :藤田英雄(自治医科大学)
プログラム
第4回12誘導心電図伝送を考える会
2017.1.14(土) 東京・コングレスクエア日本橋
9:30 受付
10:00 開会の辞
座長:藤田 英雄(自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科)
野々木 宏(静岡県立総合病院)
10:05 一般演題1: 心電図伝送の試み
座長:木村 一雄(横浜市立大学附属市民総合医療センター 心臓血管センター)
菊地 研(獨協医科大学 心臓・血管内科)
- プレホスピタル12誘導心電図伝送システムの新しい伝送基準によるST上昇型心筋梗塞の検出率の検討
酒井 敏彰(岩手県立二戸病院) - 12誘導心電図伝送時のプロトコ-ルを作成して
小林 修一(豊田厚生病院 救命救急センター) - 当消防組合における12誘導心電図測定する時期及び理解度について
北村 浩一(石橋地区消防組合) - 12誘導心電図伝送の試験運用の概容と現在の状況について
大熊 慧(日本医科大学武蔵小杉病院 循環器内科) - 12誘導心電図伝送システム導入の理想と現実
三戸 正人(沖縄県ハートライフ病院 救急総合診療部 ) - 兵庫県淡路医療圏における12誘導心電図伝送の導入
山下 健太郎(兵庫県立淡路医療センター 循環器内科)
11:10 休憩(10分)
13:00 一般演題2: 心電図伝送の効用
座長:花田 裕之(青森県立中央病院)
羽柴 克孝(横浜市立大学附属市民総合医療センター 高度救命救急センター)
- 12誘導心電図記録及び伝送に係る新たな試み
池谷 稔(横浜市消防局救急課救急企画係) - わが国の都市部における12誘導心電図伝送のエビデンス~モバイルテレメディシンシステム
川上 将司(国立循環器病研究センター) - クラウド型12誘導心電図伝送システムの有用性~当院での2年間の運用経験より~
嘉数 真教(友愛会豊見城中央病院 循環器内科) - 都心部の病院前救急診療における12誘導心電図検査を施行する意義~ドクターカーでの運用視点から~
加藤 渚(東京医科歯科大学医学部附属病院 救命救急センター) - へき地・離島救急に向けたクラウド型救急医療連携システムの課題と改良
笠松 眞吾(福井大学医学部) - 12誘導心電図伝送が失神の原因診断と早期再灌流に有用であった一救命例
岩出 亮(栃木市消防本部)
12:26 昼食休憩(64分)
13:30 教育講演
座長:野々木 宏(静岡県立総合病院)
2015年蘇生ガイドラインにおける12誘導心電図伝送の勧告
田原 良雄(国立循環器病研究センター 心臓血管内科)
14:20 企業展示訪問(30分)
14:50 パネルディスカッション: メディカルコントロールにおける心電図伝送
座長:藤田 英雄(自治医科大学附属さいたま医療センター 循環器科)
黒田 泰弘(香川大学 救急災害医学)
- 香川メディカルコントロール体制における伝送12誘導心電図システムと当院でのDoor to Ballon時間の検討
吉川 圭(坂井市立病院 循環器科) - 津・久居地域メディカルコントロールでの心電図伝送の現状について
石倉 健(三重大学医学部附属病院 救命救急・総合集中治療センター) - 宮城県における12誘導心電図伝送システム導入の効果に関する検討
羽尾 清貴(東北大学病院 循環器内科) - 当院における循環器系救急症例に対するドクターカーと病院前12誘導心電図測定・伝送の現状と展望
加藤 駿一(さいたま赤十字病院 救急医学科) - 信州大学附属病院高度救命救急センターにおける心電図伝送の試み
岡田 まゆみ(信州大学附属病院 高度救命救急センター)
15:50 総合討論
16:55 閉会の辞
野々木 宏(静岡県立総合病院)